武蔵小杉の歴史
「中原街道と武蔵小杉」3 小杉御殿と小杉村
中原の水・ゴミ・し尿
昭和3(1928)年4月、中原町営上水道が完成し丸子・小杉・神地・木月・下小田中の地域には給水が可能となった。
上水道は幅13m・長さ19.4m・深さ2.6mのコンクリート製のろ過池を持ち、高さ40mのタンクで約1万人分の給水量があった。
総工費20万円で完成し、昭和12(1937)年7月まで、中原水道として独自の給水をしていた。その後、川崎市水道局に統合され廃止されたが、昭和14(1939)年3月31日まで使用していた。廃止後、配水塔は東横電鉄が買収した。