「中原街道と武蔵小杉」3 小杉御殿と小杉村

小杉学舎(小杉学校)

西明寺の参道のほぼ中央の左側に、町内会館があった。(現在、寺の駐車場)
ここに、明治6(1873)年に小杉学校が建てられた。それ以前は、本堂に寺小屋があった。(中原小学校の全身)小学校は、今と違って4年間だったが、5 ~ 6年かかって卒業する子も見られた。大正12(1923)年まで、多くのこども達が通った場所である。
教室は最初4教室、あとから2教室増築された。校長住宅が、校門を入ると左側にあった。今ある二宮金次郎像の真後方だ。この像は、紀元2600年(昭和15)を記念し、中原青年団が建立したもの。

二宮金次郎像
小杉学校入口に建立(平成10年)

真言宗智山派龍宿山西明寺本堂(平成 15年)

本堂と鐘楼(昭和 43年)

鏡の池の出世弁財天(平成 15年)

正面が西明寺・参道(昭和 46年)

正面が西明寺。中原街道は左折する。葬儀社(今はいない)の所に「御殿前」と呼ばれる家があった。右側一帯に「小杉御殿」があった(昭和 49年)

葬儀社(空き地)の左側の自転車屋(今は道路)より西明寺を望む。左折の道「カギの道」が中原街道(平成 20年)


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