Kosugi 3rd Avenueと当社
当社と、小杉3丁目東地区の再開発事業
「Kosugi 3rd Avenue」との関わり
当社では、グランドオープンに先駆けること17年前の平成16年、先代社長・原正巳の旗振りで立ち上げられた「勉強会」を皮切りに、当該地区の再開発事業に深く携わってきました。平成19年には「小杉町3丁目東地区市街地再開発準備組合」が正式に設立され、以来、当社では再開発準備組合の事業推進担当理事として、年間100回を超えるすべての勉強会、研究会、事業推進会議、事務局会議、理事会、各種部会等に、主導的立場から参画してまいりました。コンセプトの策定やグランドビジョンの設計だけでなく、自治体・官公庁との交渉や、関係各社との協議・折衝に至るまで、大手ディベロッパーの主導によるものではなく、地元の当社を核とする地元の地権者が主体となって進められてきた再開発事業として、街づくりや都市計画に関わる各方面からの高い評価と大きな注目を集めてきました。
当社では、検討の当初より、昨今の武蔵小杉エリアの人気の高まりを見据え、「Kosugi 3rd Avenue」に保有する権利床の大半を、商業ゾーンの大規模区画へ変換しました。権利区画が細分化され、チェーン店や量販店を並べた商業モールの苦戦が目立つ中、権利床を有効に使ったフレキシブルなテナント誘致を目標とし、住民と来街者にとって住み心地や居心地の良い、新しい空間作りを目指してまいりました。その結果、コロナ禍下でのオープンにもかかわらず、商業施設は多くの来街者で賑わい、高層住宅床の居住地としての評価も大変高く、販売も好調でした。今後も街区のさらなる発展と、次世代への継承を目指し、その中心的な役割を果たしてまいります。