武蔵小杉の今とこれから
新・小杉散歩
2017.06.16
劇場があった小杉十字路
昭和のはじめまで、小杉地域の賑わいの中心は、中原街道沿いにありました。
最盛期には現在の西明寺の信号から、南武線の武蔵中原の駅方面までの間に約90もの商店が並んでいたといわれています。
なかでも小杉十字路の角には、1913(大正2)年から1932(昭和7)年にかけて、府中街道を通る乗り合い馬車の停留所があったことから特に賑やかだったといわれています。宿場町の名残と思われる宿屋や料理店、「中原劇場」という芝居小屋や鉄鉱泉などの娯楽施設もみられました。
その後、自動車の普及や東横線や南武線の開通により、街の中心部が徐々に武蔵小杉駅に移り変わっていったのです。
当時の街並みを想像しながら、歩いてみてはいかがでしょうか。
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