武蔵小杉の今とこれから
新・小杉散歩
2017.05.31
風薫る5月の武蔵小杉駅
5月のとある日の武蔵小杉駅。東急武蔵小杉駅東口のバスターミナルでは、ツツジの花が満開でした。
この東急武蔵小杉駅東口バスターミナルは、2014年に完成。ほかにJR側に北口、横須賀線口、東口と3つのターミナルがあり、こちらも古くから使われてきました。
その後、自動車の普及や東横線や南武線の開通により、街の中心部が徐々に武蔵小杉駅に移り変わっていったのです。
いまでこそ小杉の街の中心となっている武蔵小杉駅ですが、昭和40年代頃まで街の中心は中原街道宿場町の名残で、小杉御殿町界隈にありました。とくに大正から昭和初期にかけての小杉十字路周辺は、劇場や料亭が並び、当時は「ロンドン・パリ」といわれるほどに賑わっていましたが、鉄道の発展とともに徐々に人の流れが変わり、徐々に現在の武蔵小杉駅周辺に生活の拠点が移るようになったのです。
「中原街道と周辺の今昔」デジタルアーカイブでは、昭和初期からの武蔵小杉駅や、昭和40年代のバスターミナルの様子をご覧いただけます。いまの武蔵小杉駅と見比べてみるのも、きっと楽しいですよ。