新小杉開発株式会社

新・小杉散歩

2024.04.04

小杉御殿とカギの道のパネルが新しくなりました

中原街道を小杉十字路から西明寺参道入り口に向かう途中にあるクランク道路、通称「カギの道」。この道の歴史は、江戸初期にまでさかのぼり、徳川二代将軍・秀忠がこの地に御殿を建てた際、敵が侵入するのを防ぐために設計されたといわれています。わたしたちには少し不便なつくりの道路ですが、当時は御殿を守る重要な役割を果たしていたのです。

中原街道のカギの道

御表門の5mほど右から見た「カギの道」。※2020年撮影

西明寺の参道の入り口に、このカギの道と小杉御殿の由来を紹介する見取り図のパネルが設置されているのですが、この度新たにリニューアルされました。
小杉村の名主である安藤家に残された貴重な資料「小杉御殿見取絵図」も、鮮明になって見やすくなっています。

小杉御殿とカギの道 パネルリニューアル

御殿の敷地はおよそ12,000坪とされ、絵図には表御門、御主殿、御殿番屋敷、御賄屋敷、御蔵、御馬屋敷、裏御門などが示されている旨を、「御殿見取り図」ともに説明しています。

小杉御殿跡石碑

御殿跡石碑。1969(昭和44)年に武蔵中原観光協会が建てたもの。※2020年撮影


普段何気なく利用している道も、こうして由来を知ると、また違った見方ができますね。
小杉御殿とカギの道について、詳しくは下記にご紹介しています。
ぜひご覧ください。

新・小杉散歩 過去記事
大切な人を守る心がつくった「カギの道」
中原街道のカギの道と小杉御殿

「中原街道と武蔵小杉」
小杉御殿とカギの道
中原街道の「カギの道」の解消へ

株式会社原マネージメントHP(外部サイト)
川崎歴史ガイドパネル「小杉御殿とカギの道」がリニューアルされました

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