新・小杉散歩
2021.07.13
この夏食べたい武蔵小杉カレー情報
武蔵小杉はカレーの名店が集まる街。インドカレーからオリジナルまで、新旧バラエティ豊かな専門店が点在しています。毎年10月には小杉の祭典「コスギフェスタ」にあわせて、「コスギカレーフェス」が開催され、毎回熱い盛り上がりをみせるほど。今回はそのなかから、個性豊かな3店舗をご紹介します。
バラエティに富んだルーをダブル、トリプルで
最初にご紹介するのは、新丸子駅からも武蔵小杉駅からも徒歩5分程度、京浜伏見稲荷近くにある「KOSUGI CURRY」です。
こちらはルーの種類が魅力。お店を代表する「濃すぎチキンカレー」、濃すぎチキンカレーをアレンジした「濃すぎスパイシーキーマカレー」の定番2種に加えて、2週ごとに内容が変わる「深すぎヨーロピアンカレー」「旨すぎ和ジアンカレー」「創作カレー」と、5種類のルーが常に用意されています。どのルーも個性的で、何を選ぶか迷いそうになりますが、写真のように2種、3種とルーをあいがけすることもできるので、気になる方はぜひお試しを。
どのルゥも素材の味を引き立てるマイルドで深い味わいがあり、お店の方が言う「お酒にもよく合う」というのもうなずけます。
クラフトビールやオリジナルラッシーカクテルなどアルコールメニューも提供されていますので、お酒と一緒にゆったり楽しむのもおすすめです。
豊富なトッピングが魅力の「元気になるカレー」
2軒目は、新丸子駅西口すぐのカレースタンド、「新丸子カレー工房パルコ 」。「美味しいだけでなく元気が身体によいものを」をコンセプトとして、カレー専用の国産米やナノテクノロジーを駆使した水、揚げ油には米油を使うなど、こだわりが満載。「ずっと熱々を食べてもらいたいから」と、冷めにくいステンレス2重構造のお皿で提供されるのも嬉しいところ。
ルーの決め手は10種類以上のスパイスと蜂蜜に一晩漬け込んだローストガーリック。香ばしい風味と蜂蜜の甘味が独特の深みを出しています。
こちらのお店の特徴は、なんといっても、豊富なトッピング。定番のロースカツはもちろん、ハンバーグやフランクルト、スライストマト、炙りチーズ・・・定番から変わり種まで、心躍るトッピングが10種類ほど用意されています。
なかでも個人的に外せないのは、エビフライやチキン南蛮など、良質な米油で揚げたフライもの。さっくりとした食感で、コクのあるルーとよく合います。
ちなみに、トッピングの一番人気はチキン南蛮とのこと。ジューシーなチキン南蛮と卵たっぷりのタルタルソースとカレー、意外な組み合わせは想像以上の美味しさです。
「小腹が減った」を存分に満たす、フードコートの本格インドカレー
最後にご紹介するのは、Kosugi 3rd Avenue1階のフードモール「3rd Avenue Food Market」内に店舗を構える「インドカリーダイニングCobara-Hetta」。独自のレシピをもとに16種類のスパイスを使用し、6時間以上煮込んで仕上げた本格インドカレーは、季節の野菜など具材がゴロゴロと入っていて、ヘルシーな味わい。
店内のタンドール窯でじっくり焼き上げたタンドリーチキンなど、ビールのつまみになるデリメニューも人気。メニューはすべてテイクアウトできるので、天気の良い日は隣のサウスパークで食事を楽しめる。
カレー激戦区武蔵小杉で生き残るカレーショップは本当にどこも個性あふれる魅力店ばかり。今回ご紹介したお店以外にも、今後ご紹介していく予定です。また、今年も10月に「武蔵小杉カレーフェスティバル(コスギカレーフェス)」がスタンプラリー形式で開催される予定だそう。ますます目が離せませんね。この夏も武蔵小杉のカレーで、暑い季節を乗り切りましょう!