「中原街道と武蔵小杉」3 小杉御殿と小杉村

等々力緑地入口「健康美」像

「健康美」像の除幕式
昭和 54年 10月 30日の除幕式後、像の前で作者の北村西望(文化勲章受章者)夫妻と有馬茂、川崎市長 伊藤三郎(昭和 54年提供・有馬良知)

北村西望と有馬茂の二人は、同じ九州・島原市の出身で心友だった。
有馬茂は、昭和7年くわ畑や野菜畑の等々力に最初に移住し、牧場経営、砂利掘りに参加したり、池から水郷への努力、そして余生は社会のためにと、職を求めている人々のために保園所を作り、無料であずかった。そして保育園へ。一生を等々力の開発に尽力され、最後の記念に第2の故郷、川崎へ「健康美」像を寄贈。84才だった。

等々力緑地入口の「健康美」像(平成 27年)


<< 前へ
目次へ
次へ >>