武蔵小杉の歴史
「中原街道と武蔵小杉」3 小杉御殿と小杉村
玉川銀行(原家)
玉川銀行は明治33(1900)年10月1日、原文次郎、小林三左衛門によって小杉のここに設立された。資本金は6万円。
洗足・池尻・用賀・沼部・小杉・上平間等に支店、出張所を設置した。
昭和2(1927)年、銀行法改正にともない昭和7年自主解散した。
明治・大正時代に中原村には小杉に石橋銀行、上小田中の神地に中原銀行があった。
中原街道沿いの中原村の小杉・神地に、3銀行が明治30年代に相次いで設立され整備されていったことは特筆すべきことである。
中原街道沿いの経済活動のそれなりの発展を示しているのではなかろうか。