変わりゆく街の魅力を再発見 新・小杉散歩

2017.08.14

からくりトリックの世界

川崎市市民ミュージアムで行われている企画展「からくりトリックの世界」にお邪魔してきました。
この展覧会は3Dアート作家・服部正志氏のトリック3Dアート展と、青森在住の木工作家・高橋みのる氏による現代からくりアート展のふたつの企画展示で構成されています。

まずは「服部正志 トリック3Dアート展」から。
トリック3Dアートとは、壁面と床面に描かれたアートを、ある1点の角度からカメラを通してみると、立体的に見えるアートのこと。テーマごとに3つのゾーンから成り立っています。
夏休み真っ只中とあって、子供たちとパパやママたちで、大変賑わっていました。

それぞれの作品には、このように、撮影するポイントとおすすめのポーズなどが書かれています。

早速、遊びに来ている子どもたちに協力してもらい、いくつかチャレンジしてみました!

「世界の冒険の旅ゾーン」から、手のひらに妖精が乗ったように見える《ティンカーベル》2016年作。

「日本ゾーン」から、巨大なお相撲さんを片手でひょいっとはたきこめる、その名も《はたきこみ》2016年作。

「不思議がいっぱいゾーン」では、小さく変身して、マリアッチの肩に乗ることができます。《とんがり帽子》2016年。

どんなポーズをとったらより面白い写真になるか、パパやママ、友だちと考えながら遊ぶ子どもたちの笑顔が、キラキラと輝いて、とても楽しい企画展です。
撮影して遊ぶアートなので、思い出がかたちに残るのも嬉しいですね。

次は館の反対側へ移動して、「高橋みのる 現代からくりアート展」へ。
高橋みのる氏は、テレビチャンピオン「木のおもちゃ職人選手権」での優勝経験のある木工作家です。

真っ先に目に飛び込むのが、大人の身長くらいの高さはある、特大サイズのトンボの作品。

《未来トンボ》2006年

からくりというだけあって、すべて手動や電動の作品。そして、全50作品のうち、電動の作品以外は、手で触って楽しむことができます。見ているだけでも充分楽しめますが、直接手に触れ動かしてみることで、その精巧な作りに圧倒されます。

動画でも少しお楽しみください。

《ロボカマキリ》1995年

《ロボトンボ》1995年

このほか、木製ボードとプロジェクションマッピングを組み合わせたボードゲームやパズルなどもあり、みんな驚いたりはしゃいだりと楽しんでいました。

「からくりトリックの世界」は8月20日(日)まで開催。
観覧料は2展覧会が楽しめて、一般500円、65歳以上・大学生・高校生400円、中学生以下は無料です。
企画展は有料ですが、川崎市市民ミュージアムは川崎の成り立ちと歩みを紹介する常設の博物館展示や、図書の閲覧・ビデオの視聴ができるミュージアムライブラリーなどはすべて無料。小杉エリアの散歩コースにおすすめです。

川崎市市民ミュージアム

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2017.08.09

武蔵小杉ライフ10周年記念写真展

現在、イトーヨーカドー武蔵小杉駅前店の2階にて「武蔵小杉ライフ10周年記念写真展」が開催されています。

武蔵小杉エリア情報を10年も前から発信し続けている、非営利団体の老舗タウンサイト武蔵小杉ライフさん。その活動の軌跡である膨大な記録のなかから、「今はもう見られなくなった風景」を中心に、時系列で展示されています。
いずれも小杉の街を愛する気持ちが伝わってくるような作品ばかりです。

小杉町3丁目東地区に該当する地域のお写真もいくつか拝見することができました。

武蔵小杉ライフさんより、コメントをいただくことができました。

タウン情報サイト「武蔵小杉ライフ」が2007年5月に開設されてから10年が経過しました。
その間に地域の情報を伝えながら撮影した写真は、約20万枚にのぼります。

本写真展では、その膨大な地域写真のうち、「今はもう見られなくなった風景」を中心に、武蔵小杉の街の10年間の歩みを振り返ります。

何気ない風景ばかりですが、懐かしく振り返っていただけましたら幸いです。

開発が進む小杉街の10年の歩みを知ることができる、とても貴重な展覧会です。
会期は8月31日(木)まで。皆さまもぜひ一度足を運んでみてはいかがでしょうか。

武蔵小杉ライフ

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2017.08.04

多摩川と丸子の渡し

青空が広がる夏の多摩川。じりじりと焼き付けるような日差しにもかかわらず、丸子橋の架かる界隈では、サイクリングやジョギングを楽しむ人が行き来していました。

橋の下には、この場所で渡し船をしていたことを伝える、丸子の渡船場跡の碑があります。

丸子の渡しは、かつては70カ所以上あったといわれる多摩川の渡し場のひとつで、昭和9年に丸子橋が開通するまで、東京と中原を結ぶ唯一の交通機関として、利用されてきました。

大正10年の丸子渡船場。田畑の肥料として、肥桶を積んだ車を乗せていました。
(「中原街道と周辺の今昔」デジタルアーカイブ「丸子の渡し」より)

大正14年。川遊びとしても賑わっていたようです。
(「中原街道と周辺の今昔」デジタルアーカイブ「丸子の渡し」より)

この時期の多摩川散策は、とっても気持ちがいいですね。しかし、水分補給は忘れずに!

丸子の渡しについては、「中原街道と周辺の今昔」デジタルアーカイブに詳しく掲載されています。気になってみた方は、こちらもご覧ください。

丸子の渡し

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2017.07.25

2017年の「熱い!」盆踊り大会

7月21日(金)、22日(土)と、こすぎコアパークで行われた盆踊り大会。
22日には「こすぎ舞祭」も同時開催され、子供たちから年配の方、そしてインターナショナルな顔ぶれ。
主催者の発表では、21日に2万人、22日に4万人と、例年以上の賑わいとなりました。

屋台ブースでは地元の人気店も。いずれも行列がずらり。

タワーマンションを背景にした盆踊り大会。武蔵小杉らしい、都会的な景色ですね。

今週末、30日は恒例の大そうめん流しも行われます。
小杉の夏は、まだまだこれからです!

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2017.07.18

「こすぎ盆踊り大会2017」開催!

7月21日(金)・22日(土)に、武蔵小杉駅南口広場の「こすぎコアパーク」にて盆踊り大会が開催されます。

昨年まで「こすぎ夏祭」の名称で、武蔵小杉の夏の風物詩となりましたが、第3回目を迎える今年は「こすぎ盆踊り大会」として、地域を盛り上げてくれるようです。
楽しみですね!

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2017.07.13

梅雨の晴れ間の二ヶ領用水

春は桜、秋は落葉がその景観を彩る二ヶ領用水。
梅雨のじめっとした気候のなかでも、遊歩道にはさまざまな花が咲き、わたしたちの目を楽しませてくれます。

もとは農業用水として江戸初期に造られた二ヶ領用水ですが、田畑が少なくなった昭和三十年代には、工業用水としてその役割を果たしてきました。
その後、一時は生活排水による汚染があったものの、下水道の整備などにより大幅に改善され、今日に至ります。
現在の緑道が整備されはじめたのは、1985(昭和60)年頃から。
農業・工業用水としての役目は終えているものの、その美しい景観が近隣に住む人々の心を癒し、憩いの場として活躍しています。

渋川の分岐では、カルガモたちが気持ちよさそうに羽をつくろっていました。

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2017.07.05

中原街道の長屋門

中原街道を原家の母屋跡地から小杉御殿町方面に進むと、市重要歴史記念物に指定された、長屋門があります。

持ち主である安藤家は、戦国時代、北条氏に仕えた安藤因幡守を祖先した旧家で、江戸時代より代々この地で名主を務めてきました。

19世紀中期~後期頃に建築されたと推定されているこの長屋門は、平屋建ての欅造り。
個人所有の建物ですが、外観は自由に見学できます。
化粧金具が豊富に配された外観は、豪華で力強く、とても見応えがあります。

安藤家の長屋門については、「中原街道と周辺の今昔」デジタルアーカイブに詳しく掲載されていますので、ぜひそちらもご覧ください。

歴史を語る長屋門(安藤家)

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2017.06.29

中原街道の旧家のお屋敷跡

東海道が整備される前の江戸前期、中原街道は相模国と江戸を結ぶ主要道路として栄えていたのをご存じですか?

1608(慶長13)年に二代目将軍・秀忠が小杉に御殿を構えたあたりでは、徳川家だけでなく、西国の諸大名も中原街道を利用し、人の往来が多かったといわれています。

東海道ができてからは、一時期の賑わいを失うものの、人の往来だけでなく、物資の輸送など、生活に欠かせない道路として現在まで利用されてきました。

中原街道の通る陣屋町、御殿町界隈は、いまもその名残が随所にみられ、陣屋町にはその面影をたどる歴史ガイドの案内図も設置されています。

この看板のあるゲートスクエア小杉陣屋町の敷地もそのひとつ。小杉の地で約400年続く旧家・原家の母屋跡地を示す石碑が建てられています。

この旧母屋は1891(明治24)年に建設が始まり、22年もの歳月をかけて建てられたという豪壮な2階建ての住宅で、現在は近代和風建築として重要歴史記念物に指定されています。川崎市立日本民家園で保存するために移築されたそうです。

1975(昭和50)年の母屋。社寺建築を思わせる立派な建物だったようです。
(「中原街道と周辺の今昔」デジタルアーカイブ「陣屋荘の原家(石橋本家)」より)

1911(明治44)年の上棟式の様子。
(「中原街道と周辺の今昔」デジタルアーカイブ「陣屋荘の原家(石橋本家)」より)

母屋は移築されているものの、表門は現在も当時のままの姿で残されています。

原家の旧母屋については、「中原街道と周辺の今昔」デジタルアーカイブに詳しく掲載されています。気になってみた方は、こちらもご覧ください。

陣屋荘の原家(石橋本家)

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2017.06.20

仮囲いにロゴを掲出しました

先日、「小杉3丁目東地区=Kosugi Third Avenue(コスギ・サード・アベニュー)」の、駅側の仮囲いにロゴデザインが掲出されました。

このロゴデザインは、「メインストリートとなる3丁目通りの発展」「住宅棟の平面形状である三角形」「三世代が集う場所になること」という、本再開発事業へのさまざまな想いを、「3」という数字に表しました。

また、英語やフランス語で「通り」を意味する「アベニュー」は、新たな人の流れ、出会い、交流を育みたいという願いを込めています。
(詳しくはロゴデザインに込めた想いに掲載しています。)

「小杉3丁目東地区=Kosugi Third Avenue」の工事は着々と進んでいます。

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2017.06.16

劇場があった小杉十字路

昭和のはじめまで、小杉地域の賑わいの中心は、中原街道沿いにありました。
最盛期には現在の西明寺の信号から、南武線の武蔵中原の駅方面までの間に約90もの商店が並んでいたといわれています。

なかでも小杉十字路の角には、1913(大正2)年から1932(昭和7)年にかけて、府中街道を通る乗り合い馬車の停留所があったことから特に賑やかだったといわれています。宿場町の名残と思われる宿屋や料理店、「中原劇場」という芝居小屋や鉄鉱泉などの娯楽施設もみられました。

その後、自動車の普及や東横線や南武線の開通により、街の中心部が徐々に武蔵小杉駅に移り変わっていったのです。

1931(昭和6)年の乗り合い自動車停留所。
(「中原街道と周辺の今昔」デジタルアーカイブ「中原劇場」より)

1962(昭和37)年の小杉十字路。正面に見える寿司店のあった場所に停留所がありました。
(「中原街道と周辺の今昔」デジタルアーカイブ「中原劇場」より)

当時の街並みを想像しながら、歩いてみてはいかがでしょうか。

「中原街道と周辺の今昔」デジタルアーカイブの小杉十字路に関する記事は、こちらからご覧いただけます。

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2017.06.08

中原平和公園

今回は、小杉エリアの憩いの場・中原平和公園を歩きます。

中原平和公園は、戦後に米軍の出版センターとして接収されていた土地が1975年に川崎市に返還されたことを機に、隣接する木月住吉公園と中原公園と統合して1983年に市営の公園として開園しました。

40,740㎡という広大な敷地内には、市民の平和を考える拠点として建てられた「川崎市平和館」のほか、野外音楽堂や平和記念像、「核兵器廃絶平和都市宣言」の記念碑など、平和の大切さを考える施設やモニュメントがところどころに配されています。

敷地内中央の彫刻広場では、小杉の街にゆかりのある彫刻家・圓鍔元規や、長江録弥などの作品が展示されています。

「はばたけ」 圓鍔元規

「希望」 長江録弥

「核兵器廃絶平和都市宣言」記念碑

平和館から二ヶ領用水を挟んだ先には子どもたちに人気の「はだしの広場」や、遊具の揃った「冒険広場」も。心地よい気候の初夏のこの日は、元気よく走る子どもたちとママたちでとても賑わっていました。

「はだしの広場」では、可愛らしいシロツメクサの花が咲いていました。

小杉の住人たちから愛されるこの中原平和公園、春の桜も見事ですが、緑が美しいこの時期もおすすめです。

中原平和公園
川崎市中原区木月住吉町33‐1
武蔵小杉駅より徒歩約12分、元住吉駅より徒歩約5分

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2017.05.31

風薫る5月の武蔵小杉駅

5月のとある日の武蔵小杉駅。東急武蔵小杉駅東口のバスターミナルでは、ツツジの花が満開でした。

この東急武蔵小杉駅東口バスターミナルは、2014年に完成。ほかにJR側に北口、横須賀線口、東口と3つのターミナルがあり、こちらも古くから使われてきました。

いまでこそ小杉の街の中心となっている武蔵小杉駅ですが、昭和40年代頃まで街の中心は中原街道宿場町の名残で、小杉御殿町界隈にありました。とくに大正から昭和初期にかけての小杉十字路周辺は、劇場や料亭が並び、当時は「ロンドン・パリ」といわれるほどに賑わっていましたが、鉄道の発展とともに徐々に人の流れが変わり、徐々に現在の武蔵小杉駅周辺に生活の拠点が移るようになったのです。

「中原街道と周辺の今昔」デジタルアーカイブでは、昭和初期からの武蔵小杉駅や、昭和40年代のバスターミナルの様子をご覧いただけます。いまの武蔵小杉駅と見比べてみるのも、きっと楽しいですよ。

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2017.05.25

街歩きブログ、はじまります!

こんにちは。このブログでは、わたしたち新小杉開発株式会社が「事業推進担当理事」を務める「小杉3丁目東地区=Kosugi Third Avenue(コスギ・サード・アベニュー)」の再開発事業の経過報告を中心に、武蔵小杉周辺の街の魅力をお伝えしていきたいと思います。

ところで、「小杉3丁目東地区=Kosugi Third Avenue」は、どの位置にあるのか、ご存じですか?
じつは、東急武蔵小杉駅、JR南武線武蔵小杉駅の目の前のこのL字の通りを指します。

東急スクエア側から見た該当地区。右側に見えるのは南武線の線路。

昔から商店街として、地元の皆さまに愛されていたこの通りは、オリンピックイヤーの2020年に向けてとして、4階からなる商業棟と38階建てのマンションを建設中。駅前に賑わいと人々の交流を生み出す3つの大きな広場も新設し、新しい街に生まれ変わるべく、現在開発を進めています。

昔ながらの賑わいを受け継ぎながら、新たな交流をもたらす街、そんな街づくりの様子も皆さんにもお伝えできればと思っています。どうぞ、お楽しみに!

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