歴史資料室

「中原街道と周辺の今昔」デジタルアーカイブ

西明寺境内

  1. 山門を入ると左手に「鏡の池」がある。北条時頼の産湯の池と伝えられ、時頼の母の夢に弁財天が立たれた時に、時頼が誕生したという。

    この伝説から、「出世弁財天」とされ、祈願すれば出世できるとされている。

  2. 山門を入って正面より、やや左に、田中兵庫(丘隅)の歌碑がある。田中家の養子となり、川崎宿を立て直した名主で「民間省要」という書物を記し、治水にも力を尽くした人である。

田中兵庫(丘隅)が、享保年間(1716-35)に小杉村の西明寺に来た時、多摩川の流路を変える工事を思いたった。その工事が完成した時、西明寺の松に向かって詠んだ歌が刻まれている。

「後のよに
    のこりてことのはとならん
      松やちとせの
        人にこたえて」

田中丘隅が詠んだ歌の記念碑

田中丘隅が詠んだ歌の記念碑

西明寺の鐘楼(昭和5年)

西明寺の鐘楼(昭和5年)

宝物像(文化年間に寄付された)

宝物像(文化年間に寄付された)

西明寺本堂と鐘楼(昭和43年)

西明寺本堂と鐘楼(昭和43年)

西明寺「鏡の池」出世弁財天(平成15年)

西明寺「鏡の池」出世弁財天(平成15年)